2017_1109|永井荷風展 -荷風の見つめた女性たち-

永井荷風展

永井荷風展 -荷風の見つめた女性たち-

11月3日より、市川市文学ミュージアムで『永井荷風展 -荷風の見つめた女性たち-』が開催されています。

1946年~1959年まで市川市で13年間ほど暮らし、この市川の地で生涯を閉じた文学者・永井荷風。
この展示会では、明治・大正・昭和と荷風の見つめた女性へのまなざしを「断腸亭日乗」などの資料ともに、女性たちがたおやかにしたたかに生きていった姿を、当時の時代風俗とあわせて展示、関連イベントも催されています。

永井 荷風(ながい かふう)は、1879年(明治12年)12月3日 東京に生れ、1959年(昭和34年)4月30日市川で79歳で亡くなりました。
明治・大正・昭和という激動の時代を生きた文豪です。

永井荷風が、市川市菅野に移ってきたのは1946年(昭和21)1月。
市川周辺の風物を描いた作品には「来訪者」「或夜」「羊羹」「畦道」「にぎり飯」「買出し」「葛飾土産」などがあります。
また当時の彼の生活を最もよく表しているのが「断腸亭日乗」という日記です。

そして1959年(昭和34)4月30日、市川市京成八幡駅ほど近い住居が、永井荷風の終焉の地になりました。
慶應大学教授で文化勲章を受賞する一方、遊女やストリップ嬢をこよなく愛した風変わりな永井荷風は有名です。
晩年79歳になっても浅草通いをやめず、死の前日も行きつけ店「大黒屋」でいつものようにかつ丼を食べたそうです。
死因は出血性胃潰瘍です。そんな病状でカツ丼が食べれるって・・・。
「ぼくは自分のやりたいことはドンドンやって楽しむ。楽しんだことは後で後悔しない」という名言の通り、最期まで自身の歩いた道の美学を貫き通したような印象を受けます。

展示会の帰りには【荷風の散歩道】と呼ばれる八幡の商店街をゆったりと歩いてみるのもよいですね。

◆会期|2017年11月3日(金祝)~2018年2月18日(日)
◆開館時間|平日:10:00~19:30 土日祝:10:00~18:00
◆休館日|月曜日(1月8日、2月12日は開館)、11月30日、12月28日~1月4日、1月9日、1月31日、2月13日
◆観覧料|一般500円

詳細は《市川市文学ミュージアムサイトへ》

ナッキー