2017_0411|手児奈の桜

手児奈の桜

本日は、残念ながら冷たい雨です。
桜も散ってしまいますね・・・。

市川の手児奈霊堂の桜です。
万葉集にも詠われた『真間の手児奈』の伝説にまつわる地です。

『真間の手児奈』伝説とは、
昔々1300年ほど前、「真間の井」に水を汲みにくる、身なりは粗末でも上品で清く美しい「手児奈」という娘がいました。
井戸に集まる里に住んでいる娘たちも、
「手児奈が通る道の葦はね、手児奈の裸足や白い手に傷がつかないようにと、葉を片方しか出さないということだよ」
「そうだろう。草の葦でさえ、手児奈を美しいと思うのだね」と
口々に手児奈の美しさを褒めたそうです。

賑やかな話し声や笑い声が聞こえてきそうな、まさしく井戸端会議ですね。

噂は次々と伝えられ広まり、里の若者だけでなく遠く都からも、結婚を迫るたくさんの様々な男性がやってきました。
恋の病気になる者や、我こそはと醜い争いが絶えなく起こる事態にまでなってしまいました。

手児奈は心痛め悩み、真間の入江の夕日が沈む様子を見て
「そうだ。どうせ長くもない一生。わたしさえいなければ、争いもなくなる。あの夕日のように、わたしも海へ入ってしまいましょう。」と
海に身を投げてしまいました。

当時、真間山の下は海で、その入江には舟のつく港があったということです。
古くから語られている哀しいお話しです。

市川真間には、美味しい「手児奈の里」という和菓子もありますよ。

アミューズ ベース事務所のある大門通りから、万葉集ゆかりの地
「真間の継橋」や「手児奈さん」を散策しにいらしてください。

ナッキー